- きけい
- I
きけい【亀鏡】手本。 模範。 亀鑑。 ききょう。II
「誠に一世の冥加, 末代の~なりと/幸若・本能寺」
きけい【奇形・畸形・畸型】(1)動植物で, 正常の形状と異なったもの。 遺伝子の異常や発育の異常の結果生ずる。(2)普通と違って変わっている形。 奇妙な形。IIIきけい【奇景】変わった素晴らしい景色。IV「天下の~」
きけい【奇計】普通では考えもつかないような巧みな計略。 奇策。V「~をもって敵の囲みを破る」
きけい【奇警】すぐれて賢いこと。 言動などが並はずれていること。 また, そのさま。 奇抜。VI「~なる語を以て形容するならば/吾輩は猫である(漱石)」
きけい【忌景】〔「景」は日の意〕死者の回向(エコウ)などをする日。 忌日。VII「百日の~既に満てり/曾我 11」
きけい【機警】機知があって賢い・こと(さま)。VIII「精透なる批評も~なる論断も/罪と罰(魯庵)」
きけい【詭計】人をだましおとしいれる計略。 偽計。IX「~にかける」「~に陥る」
きけい【貴兄】二人称。 主に手紙文で, 男性が親しい先輩や同輩に対して敬意をもって用いる語。「~の御忠告身にしみて感じました」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.